フランス語 第17回 複合過去で使う動詞の過去分詞の例外について その1

多言語学習においては、
最初から全部の文法を憶えようとするのは無謀なのですが
ひとまず、現在、過去、未来については
早い段階で憶えておかないと会話が成り立たないですよね~

フランス語でも過去形はスペイン語と同じように
複数の過去形がありますが、まず
基本的な複合過去を憶えてステップアップしていきましょう!

複合過去の形は
主語 + avoir「持つ」の活用 +動詞の過去分詞

avoirの活用は重要なので、また説明するかもしれないですが
その後の動詞の過去分詞のパターンを憶えると会話がスムーズになります。

1例を出すと
j'ai mangé(ジェ マンジェ)
私は食べた

動詞mangerが変化して
最後の音が「エ」になってますよね。
そうです。基本的には、動詞の最後の音が
現在形のmange「ウ」からmangé「エ」に変わると考え下さい。

だから、avoirの活用さえ覚えて、動詞の原形を知っていれば、
けっこう会話ができてしまいますよ~
その後に例外の動詞を憶えていけば、例外のパターンも見えてきます。


それでは例外の内のいくつかを一覧で紹介しますね。

まずは例外中の例外の動詞なので、あまり深く考えずに憶えましょう。

1◆(例外で丸覚えタイプ)
etre「いる、ある」 → été
avoir「持つ」 → eu
faire「する」 → fait
dire「言う」 → dit
écrire「書く」 → écrit


次は例外の中でも多いパターン動詞の最後の音が「ウ」に変わります。
もちろん変わるのは最後の音だけではないですが、動詞の原形を知っていれば
活用を予想できるようになります。

2◆(最後の音が「ウ」になるタイプ)
savoir「知る」→su
voir「会う」→vu
boire「飲む」→bu
venir「来る」→venu
vouloir「欲しい」→voulu
pouvoir「できる」→pu
lire「読む」→lu
recevoir「受け取る」→reçu
perdre「失くす」→perdu
connaître「→connu

次は数は多くないですが、会話でよく使われる動詞なので
学習していきましょう。

3◆(最後の音がpris「プリ」になるタイプ)
comprendre「分かる」→compris
prendre「取る」→pris
apprendre「学ぶ」→appris
どうでしょうか?この例外は一部ではありますが、 会話でよく使う動詞をたくさん含んでいますし 3つ目のリストに関しては、prendreがprisに変わると憶えてしまえば 憶えやすいですし、 apprendreはprendreの頭にapを付けるんだ! とpreudreが派生してできた言葉というのも分かりますね。 フランス語の動詞の成り立ちを確認しながら 過去形も使えるようになってしまいましょう~

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