ドイツ語 第12回 「最近は」にも2通りの言い方があるのは驚き

もうかれこれドイツ語を学習し始めて半年になるけど
ドイツ語を知れば知るほど、学習しやすいので
特に、英語の下地がある日本人には向いているのではないかと思う。

理由としては、
まずスペルを発音しやすい。
これは外国語学習が英語のみだと気が付きにくいが、
意外と英語の綴りはイレギュラーが多いことに気が付く。
でも、ドイツ語はルールにのっとっているので
それほど初めての単語でも発音が違うという事が少ないのが特徴だ。

次に
簡単な単語の組み合わせで複雑な概念を説明したりする。

濡れるが英語でwet、ドイツ語でfeucht(フォイヒト)
空気は英語でair、ドイツ語でLuft(ルフト)
それで湿気は英語だとhumidityと全然wetと関係ないが
ドイツ語だとLuftfeuchtigkeitというように、Luftとfeuchtとtigkeit(これは名詞のしるし)
の組み合わせで理解もしやすい。

あとは、動詞や否定が文末に来る場合がある。
英語やその他のヨーロッパ言語では主語の後に動詞があり
その後に形容詞や名詞などが続き、日本語の文法が逆だが
ドイツ語の場合は、日本語と同様に文末に動詞を表現することも多いので
それが、感覚的にドイツ語の分かりやすさにつながっている可能性がある。

といってもドイツ語ならではの表現はあるので、それはそれとして
楽しんでいきたいところ。

前書きが長くなってしまったが今回は
私もよく使う副詞の「最近は」について
概念として2パターンあるみたい。

1つは過去の最近。今を含んでいない場合は

vor kurzem(フォル コルッツム)

今を含む最近の場合は
seit kurzem(ザイト コルッツム)

最初の文のvorは過去のニュアンスがあり
次の文のseitは英語のsince意味ではあるが、
直訳を考えすぎると混乱するので、暗記がベストですね。
ただvorが過去のイメージを想起するので、わかりやすいとは思います。
まだまだドイツ語のドアを叩いたばかりですが、興味をもてるということは
学習意欲にも影響するので、今後もドイツ語の特徴について
いろいろ発見していきたいです。

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