4.言語と音楽は似ている!?(多言語学習のポイントあれこれ)

たぶん、私が言語学習を好きなのは、音楽と言語が似てるからかなと思います。

実は初めてグアテマラでスペイン語を勉強した時は、
1,2、3のスペイン語も知らなかったぐらいだったので、お店行っても全然伝わらない。

いわゆる赤ちゃんに戻った感じでした。なので、

滞在1周間ですごいストレスでした。

そんな時、たまたま旅人のミュージシャンからアフリカのジャンベという打楽器を格安で購入できる機会があり、
昼はスペイン語学校、午後はメインストリートにジャンベ持って行って、いろんな旅人ミュージシャンとジャムセッションしてました。

この滞在から1か月の時期は、スペイン語話せない、日本語も通じないので、自分を表現できない葛藤から、楽器を通じて自分を表現したいという気持ちが強かったんでしょうね。

実際、初めていろんが演奏者と即興のセッションをしてみると、 あれっ!!人は言葉が通じなくても、音楽を通じて会話できるんじゃないかなと思ったほどです。

この体験から気持ち的に楽になって、スペイン語に対しても、音の一つとして、発話はメロディーではないかと自然体でとらえるようになって、一気に上手くなった気がします。

そして、今はこのご時世、日本ではジャンベを叩く機会がほとんどなくなったので、
いろんな国の人と言語を通じて会話音楽のセッションを楽しんでいます。

上手く伝わらないかもしれないですが
そもそも言葉って音の集合体ですよね。そして不思議なのは、その音の集合体のやり取りで情報や感情のやりとりができるんです。
楽器での音楽のセッションも音のやりとりです。 不協和音が生まれたら気持ち悪いけれど、共振すると心地よい。

セッション相手の作った音に、こちらも共振する音を作って、音楽のベースを作り ソロパートでは、お互いの感情を音で表現し、それをどう感じて、どういう気持ちで返すかを楽しめます。

この流れが成立するためには、相手が作るメロディーを聴いて、何を感じて伝えたいか解釈する事と、まずは受け入で自分の感じることを表現をする。 最終的にいい音楽にしていくという目標をお互い持っている事が理想的なセッションにつながると思います。

そういう意味では、日々の会話、討論でも、問題に対してお互い意見を出し合い 考え方の違いを理解し詰めていき、結論をよりよりものにできれば、有意義な会話となります。

やっぱり、いい音楽と実りのある会話は似てるなと思う今日この頃です。

分かりにくくってごめんなさい。

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